オンライン化が、”日本の学歴”を破壊する

ちょっと気になる「税金」の雑誌記事…

日本人はどうやって日本人になるのだろうか?… 21世紀のグローバル化が私たちに突きつけている問題は、国際標準語(英語)を話す国際人になることではない。日本人という確固たるアイデンティティを持って、世界を舞台に活躍できる人材になることだ。

として、とても良いことを指摘しているなと感心したのですが、本記事を読み進めますとガッカリな内容でした。

海外のインター入学を目指す親御さんたちの中には、子供に英語を話させたいことはもちろんだが、「日本の学校の子が紙と鉛筆で宿題をやっているのに比べ、インターの子たちは宿題をPC、タブレットでやっている。これでは日本の学校に行かせられない」と言う方も多い

として、日本の学校の英語教育の遅れと共にIT教育の遅れを問題視しています。

個人的には「紙と鉛筆」も良いですが、鉛筆を小刀で削れることも大切だと考えますし、私は字が下手なこともあって「和紙と和筆」による習字もとても大切だと考えています。そのほうが、日本人としてよほど国際人になれるとも考えます。

冒頭の論旨からいくと、PCやタブレットを駆使して、メールでのやりとりに長けて、英語ペラペラも良いですが、例えそれらに劣っていたとしても(できるに越したことはありませんが)、日本語を達筆に書くことができるるほうが日本人という国際人だと思うのです。外国人から見た場合はなおさら魅力的な日本人という国際人に映ることでしょう。

…と、自分にできない英語や字が下手なことを棚にあげて、親として我が子へ望む思いを記しました。名古屋という地で税理士として営んでおり国際人には程遠いわけですが、個人的には日本人として最低限の国際人に近づけるように、日本の歴史を勉強していきたい、大切にしていきたいと思っています。

 

 

ご関心がある方はリンク先をご確認ください。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130724-00016065-toyo-soci

selected by 名古屋の山本快夫税理士事務所