経団連会長「財政健全化は日本の責務」 消費増税は必要と主張 – SankeiBiz

ちょっと気になる【増税】ニュース…

財界の重鎮であるお二方の発言で気になるところがありましたので、書き留めておきます。

「消費増税は必要だ。…日本の財政赤字は世界でも突出しており、健全化は世界に対する日本の責務でもある。やらなかったら国際的な信用問題になる」(米倉経団連会長)

「消費増税は必要だ」・・・その通りだと考えます。消費税増税は必要だからこそ、「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」(平成24年法律第68号)を昨年成立させたのでしょう。

「やらなかったら国際的な信用問題になる」・・・言葉足らずではないでしょうか。法律に従って、経済状況をが好転しているにもかかわらず、やらなかったら国際的な信用問題になるのでしょう。

米倉経団連会長の発言に続いて気になった発言があります。「増税をためらう理由はない」とする長谷川経済同友会代表幹事の発言は、消費税増税については世界のエコノミストの意見も分かれる難しい問題であるわけで、随分とおそまつだと思うのです。さらに長谷川氏は「確報値を待たずにできるだけ早くご判断をいただきたい」と早期の決断を促す始末。「まだこの時点で判断できない」として、4~6月の各種経済指標を見ながら慎重に判断すべきとする甘利経済財政・再生相の姿勢が適切だとも思います。

 

 

 

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selected by 名古屋の山本快夫税理士事務所