高齢者マネーを襲うワナ…NISA口座争奪戦でハイリスク&高額手数料商品の売り込み過熱

ちょっと気になる「税金」の雑誌記事…

少額投資非課税制度、NISA(ニーサ)です。

個人的には大掛かりな金融制度のひとつである証券税制で重要であるものに、愛称しかも横文字など必要ないと思うのです。ニーサという呼称が定着するとも思えませんが、一定の非課税枠を享受できる制度です。

口座予約も順調に進んでいるようです。そうなりますと、

分配金目当ての高齢者にこぞって売りこんできた。

というように金融機関によるハイリスク商品の売り込みが想定されます。俗にハイリスク・ハイリターンといいますが、このキーワードは要注意です。あたかも購入者がハイリスクを受け入れれば、購入者もハイリターンを手に入れることができる、またはその可能性が高まるかと勘違いされている感があります。”確実に”リターンを得ることができるのは販売する側の金融機関だけです。

ハイリスク・ハイリターン商品なのではなく、”ただのハイリスク商品”と認識すべきだと思うのです。もしくは、購入者ハイリスク・販売金融機関リターン商品くらいがちょうど良いでしょう。

販売時の各種資料・説明において、メリットの情報量よりも、デメリットの情報量を多くしなければならない、かつ強調しなければならない義務を金融機関に負わせるべきだとも思っています。

多くの方は「金融機関」のすることには寛容すぎると感じます。

 

 

ご関心がある方はリンク先をご確認ください。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130713-00010003-bjournal-bus_all

selected by 名古屋の山本快夫税理士事務所